WEBに氾濫する情報を斜め読みしつつ、独自の持論を展開してきたいと思います。
政権が自民党に移って、もうすぐ一ヶ月経とうとしています。
自民が圧勝した後に、株価も上がり、ここから景気が回復するのではないかという予測がチラホラと聞こえてくるようになりました。
そんな中、新聞やニュース、インターネットなどでよく聞く「アベノミクス」について、改めて再確認しておきたいと思います。
そもそも「アベノミクス」という言葉は、元首相である安倍晋三氏の「アベ」と経済学を表すエコノミクスの「ミクス」を足した造語のことで、その言葉の意味は、安倍晋三が構想する積極的な経済政策のことです。
うまく機能すれば、今年の流行語大賞にでも選ばれるのでしょうね。
それでは、一体どのようなことをするのかというと「金融緩和」「財政出動」「成長戦略」を3本の矢と位置付けて、デフレと円高からの脱却、名目3パーセント以上の経済成長の達成を実現するための強気な経済政策案を行うのです。
ここで、何が凄いのかというと、実は安倍さんが総理になって、日経平均株価が1万円台に乗り、為替も87円台に乗りました。
いまだ、「アベノミクス」を何一つ実行していないにも関わらずにです。
よほど、全政権が悪かったのでしょうね・・・
さて、ここまで期待されている「アベノミクス」ではありますが、現状では机上の空論のままです。
いままでも日本の首相たちは大風呂敷を広げていましたが、実際に実行できた試しがありません。
そんな今までの首相のような慣例とならずに、安倍首相には頑張ってもらいたいものです。
米東部コネティカット州ニュータウンの小学校で、男が銃を乱射し、5~10歳の子供20人と大人7人の計27人が死亡するという痛ましい事件が起こりました。
この事件は、ヴァージニア工科大乱射事件に次ぐ、アメリカの学校史上2番目の事件なのだそうです。
この事件により、アメリカのオバマ大統領が声明によって、武器販売に制限を加える考えを発表した途端、規制対象となる銃器がウォルマートで飛ぶように売れていったそうです。
銃社会に馴染みのない日本人ですので、軽々しいことを口にしたくはないんですが、この状況は、とてもおかしいことだと感じています。
多くの子供達が銃により亡くなっているというのに、規制が入る前にその銃を買っていくという、なんとも利己的な発想。
銃があるから殺戮が起こる・・・だったら、みんなで銃を無くす方向にどうして向かわないのでしょうか?
銃を買った当人が「自分はそんな愚かな行動をしないから大丈夫だ」と思っていたとしても、今回の事件は、銃を購入していたのは、銃収集家の母親で、実際につかったのはその息子です。
実際に、銃を購入した本人ではありません。
もしも、自宅に銃さえなければ、今回のような事件は起こらなかったのではないでしょうか?
それにも関わらず、銃規制の前に、銃を購入しておこうとする人々。
銃を購入した人々は、他の誰かにその銃を使用されてしまうかもしれないということを考えたことはないのでしょうか?
もし銃購入を続けるのであれば、その管理責任も問うべきです。
拙い管理によって、多くの犠牲を生むのは、もうたくさんです。
仕事上、幾多の人を面接して思ったことを書き綴りたいと思います。
今更ながらに思うことは、自分自身の価値観なんてものは、この世界においてとてもちっぽけなものだなということです。
私たち、個人それぞれが「一般的だと思っているもの」「普通だと感じていること」は、年齢や世代、性別によって全く異なっているということは頭では理解しているつもりで、その人々を理解するために、「その人物だったらどう感じるだろう?」などとシュミレートしてみるのですが、それは、あくまでも自分の価値観の中だけでのシュミレートであり、言って見れば、小さな箱庭の中だけで解った風に解釈しているんだなとつくづく思うのです。
先程も述べた通り、これまでにたくさんの人を面接し、採用した人もいれば、残念ながら見送らせていただいた方がたもいらっしゃいます。
書類選考を踏まえ、その人々を共有できる時間は、ごくわずかです。
そんな中で、採用、不採用を決定することはとても難しいものです。
採用した方が、全て正解だったのか?
それは100%完全なものではなく、私自身の未熟さ故の過ちもあるでしょうし、間違いがなかったとは言い切ることはできません。
それだけ、人は複雑なのです。
可能であれば、求人広告に応募してきた人々を全て雇入れ、その仕事ぶりを観察しながら採用を決められればいいのだけれどなどという採用側有利なことを考えてしまいます。
それだけ人を採用し、社に受け入れるということは難しいのです。
とはいえ、人間ですから、長い時間をともに共有すると情というものが生まれ、採用、不採用の判断は難しくなってしまいます。
そう考えると、つくづく社を引っ張っていく事はとても大変なことだということを再認識します。
とはいえ、このような労苦があるからこそ、強くなれるのでしょうね。
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