WEBに氾濫する情報を斜め読みしつつ、独自の持論を展開してきたいと思います。
仕事上、幾多の人を面接して思ったことを書き綴りたいと思います。
今更ながらに思うことは、自分自身の価値観なんてものは、この世界においてとてもちっぽけなものだなということです。
私たち、個人それぞれが「一般的だと思っているもの」「普通だと感じていること」は、年齢や世代、性別によって全く異なっているということは頭では理解しているつもりで、その人々を理解するために、「その人物だったらどう感じるだろう?」などとシュミレートしてみるのですが、それは、あくまでも自分の価値観の中だけでのシュミレートであり、言って見れば、小さな箱庭の中だけで解った風に解釈しているんだなとつくづく思うのです。
先程も述べた通り、これまでにたくさんの人を面接し、採用した人もいれば、残念ながら見送らせていただいた方がたもいらっしゃいます。
書類選考を踏まえ、その人々を共有できる時間は、ごくわずかです。
そんな中で、採用、不採用を決定することはとても難しいものです。
採用した方が、全て正解だったのか?
それは100%完全なものではなく、私自身の未熟さ故の過ちもあるでしょうし、間違いがなかったとは言い切ることはできません。
それだけ、人は複雑なのです。
可能であれば、求人広告に応募してきた人々を全て雇入れ、その仕事ぶりを観察しながら採用を決められればいいのだけれどなどという採用側有利なことを考えてしまいます。
それだけ人を採用し、社に受け入れるということは難しいのです。
とはいえ、人間ですから、長い時間をともに共有すると情というものが生まれ、採用、不採用の判断は難しくなってしまいます。
そう考えると、つくづく社を引っ張っていく事はとても大変なことだということを再認識します。
とはいえ、このような労苦があるからこそ、強くなれるのでしょうね。
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