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WEB情報theories

WEBに氾濫する情報を斜め読みしつつ、独自の持論を展開してきたいと思います。

隠れた名著復刊!

東大・京大生のバイブル「思考の整理学」の著者・外山滋比古さんが、自分史を書くコツ=「人生の整理学」を伝授する一冊。

人生の整理学
  • 金額:900円+税
  • ISBN:9784781622910
  • 発売:2024年2月7日
  • 仕様:新書(イースト新書Q)、168頁

外山滋比古さんが、自分史を書くコツ=「人生の整理学」を伝授。

「自分史はえらくなくてよい。自分のことを自分で書けばよいのだから面倒がない。書きたいから書く」。

今日から誰でもできる、知的に〈老い〉を愉しむヒントがここに、無我夢中で歩んできた人生にちょっと一息。これまでをふりかえってみませんか?

▼「まえがき」より

「なかば無我夢中に生きてきた人が、ちょっと一息つけるようになると、立ち止まって、来しかたをふり返りたくなるようである。ひところアメリカでは生活の安定した人たちの間で、専門家に頼んで家系図をこしらえるのがはやったことがある。日本では、そういうとき、家系ではなく、自分の歩んできたあとを記録しようとする人がふえている。そして、自分史という新しいジャンルが生まれた。自分史を書こうと思っている人、そうまではっきりとしていなくても、なんとなく自己表現を求めている人が多くなってきたのは知的生活の向上のあらわれといってよいであろう。この本はそういう人たちに、いくらかでも参考になるようにと願って書かれたものである。せっかくの自分史である。すこしでもすぐれた作品であってほしい。すくなくとも、第三者にとってまるでおもしろくない、一人よがりだと言われないようにするにはどうしたらよいか、それを主眼にしている。」
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侵入思考の改善

侵入思考というのは、自分では望まない強迫的な辛いイメージや考えが勝手に侵入する思考のことで、これには人にも言えないような不愉快な内容が多く、侵入思考そのものがストレスとなり、侵入思考を無視しようと努力すればするほど、不快な思考が増幅していくという悪循環に。

ストレス

克服改善の頑張りが侵入思考をさらに悪化させる矛盾が生じるもので、強迫性障害やうつ病、PTSD、産後うつの人に無視できないほど辛い侵入思考が発症しやすいといわれています。

この侵入思考は、ストレス負荷がひどい時に悪化しやすく、ストレスが少なく、体や脳が緩んでいるときは侵入思考や強迫観念が和らぐということから、侵入思考を克服改善させる革新的なトランス状態誘導技術(脳内・心理訴求技術)が開発され、大きな効果を上げています。

従来の侵入思考の治し方として「心理療法、カウンセリング、催眠療法、認知行動療法、薬物治療、瞑想、スピリチュアルセラピー」などがあるのですが、いずれも根本から固着した侵入思考の原因を改善するには威力不足、無意識から生じる侵入思考の原因、根源に手が届きません

侵入思考は深く自分の防衛本能とメンタルブロックと直結しているため、思考をリセットしようとしても、余計雑念やネガティブ思考に抵抗されてしまいます。

人を判断することの難しさ

仕事上、幾多の人を面接して思ったことを書き綴りたいと思います。

今更ながらに思うことは、自分自身の価値観なんてものは、この世界においてとてもちっぽけなものだなということです。

私たち、個人それぞれが「一般的だと思っているもの」「普通だと感じていること」は、年齢や世代、性別によって全く異なっているということは頭では理解しているつもりで、その人々を理解するために、「その人物だったらどう感じるだろう?」などとシュミレートしてみるのですが、それは、あくまでも自分の価値観の中だけでのシュミレートであり、言って見れば、小さな箱庭の中だけで解った風に解釈しているんだなとつくづく思うのです。

先程も述べた通り、これまでにたくさんの人を面接し、採用した人もいれば、残念ながら見送らせていただいた方がたもいらっしゃいます。

書類選考を踏まえ、その人々を共有できる時間は、ごくわずかです。
そんな中で、採用、不採用を決定することはとても難しいものです。

採用した方が、全て正解だったのか?
それは100%完全なものではなく、私自身の未熟さ故の過ちもあるでしょうし、間違いがなかったとは言い切ることはできません。

それだけ、人は複雑なのです。

可能であれば、求人広告に応募してきた人々を全て雇入れ、その仕事ぶりを観察しながら採用を決められればいいのだけれどなどという採用側有利なことを考えてしまいます。

それだけ人を採用し、社に受け入れるということは難しいのです。

とはいえ、人間ですから、長い時間をともに共有すると情というものが生まれ、採用、不採用の判断は難しくなってしまいます。

そう考えると、つくづく社を引っ張っていく事はとても大変なことだということを再認識します。

とはいえ、このような労苦があるからこそ、強くなれるのでしょうね。

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