WEBに氾濫する情報を斜め読みしつつ、独自の持論を展開してきたいと思います。
米東部コネティカット州ニュータウンの小学校で、男が銃を乱射し、5~10歳の子供20人と大人7人の計27人が死亡するという痛ましい事件が起こりました。
この事件は、ヴァージニア工科大乱射事件に次ぐ、アメリカの学校史上2番目の事件なのだそうです。
この事件により、アメリカのオバマ大統領が声明によって、武器販売に制限を加える考えを発表した途端、規制対象となる銃器がウォルマートで飛ぶように売れていったそうです。
銃社会に馴染みのない日本人ですので、軽々しいことを口にしたくはないんですが、この状況は、とてもおかしいことだと感じています。
多くの子供達が銃により亡くなっているというのに、規制が入る前にその銃を買っていくという、なんとも利己的な発想。
銃があるから殺戮が起こる・・・だったら、みんなで銃を無くす方向にどうして向かわないのでしょうか?
銃を買った当人が「自分はそんな愚かな行動をしないから大丈夫だ」と思っていたとしても、今回の事件は、銃を購入していたのは、銃収集家の母親で、実際につかったのはその息子です。
実際に、銃を購入した本人ではありません。
もしも、自宅に銃さえなければ、今回のような事件は起こらなかったのではないでしょうか?
それにも関わらず、銃規制の前に、銃を購入しておこうとする人々。
銃を購入した人々は、他の誰かにその銃を使用されてしまうかもしれないということを考えたことはないのでしょうか?
もし銃購入を続けるのであれば、その管理責任も問うべきです。
拙い管理によって、多くの犠牲を生むのは、もうたくさんです。
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