WEBに氾濫する情報を斜め読みしつつ、独自の持論を展開してきたいと思います。
東大・京大生のバイブル「思考の整理学」の著者・外山滋比古さんが、自分史を書くコツ=「人生の整理学」を伝授する一冊。
外山滋比古さんが、自分史を書くコツ=「人生の整理学」を伝授。
「自分史はえらくなくてよい。自分のことを自分で書けばよいのだから面倒がない。書きたいから書く」。
今日から誰でもできる、知的に〈老い〉を愉しむヒントがここに、無我夢中で歩んできた人生にちょっと一息。これまでをふりかえってみませんか?
▼「まえがき」より
「なかば無我夢中に生きてきた人が、ちょっと一息つけるようになると、立ち止まって、来しかたをふり返りたくなるようである。ひところアメリカでは生活の安定した人たちの間で、専門家に頼んで家系図をこしらえるのがはやったことがある。日本では、そういうとき、家系ではなく、自分の歩んできたあとを記録しようとする人がふえている。そして、自分史という新しいジャンルが生まれた。自分史を書こうと思っている人、そうまではっきりとしていなくても、なんとなく自己表現を求めている人が多くなってきたのは知的生活の向上のあらわれといってよいであろう。この本はそういう人たちに、いくらかでも参考になるようにと願って書かれたものである。せっかくの自分史である。すこしでもすぐれた作品であってほしい。すくなくとも、第三者にとってまるでおもしろくない、一人よがりだと言われないようにするにはどうしたらよいか、それを主眼にしている。」
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