WEBに氾濫する情報を斜め読みしつつ、独自の持論を展開してきたいと思います。
ファーウェイが、独自開発OSの「鴻蒙(ホンモン、英文名はハーモニーOS)」を世に送り出して4年余りとなるのですが、ついにグーグルのOS「アンドロイド」との完全決別に向けたスケジュールを公表しました。
鴻蒙の次期バージョンとなる「鴻蒙・星河版(ハーモニーOSネクスト)」のソフトウェア開発者向けプレビュー版をリリースし、このバージョンは鴻蒙向けに開発された「ネイティブアプリ」にのみ対応するとのことで、アンドロイド用アプリを動作させるための互換機能が廃止されているようで、2024年4~6月期に開発者向けのベータ版を公開し、10~12月期に(一般ユーザー向けの)製品版をリリースする計画となっています。
HarmonyOSを搭載したデバイスは、7億台を超えているということのようで、中国内を中心にエコシステムの構築を進めており、白物家電メーカーの美的集団との提携も公表され、HarmonyOSをベースに産業イノベーション、技術応用、商業発展などにおいて全面的に協力することで合意したとのことで、網易(NetEase)や京東集団(JD.com)などの大手ITはいずれもHarmonyOSに対応するアプリケーションの開発に精力的な゙姿勢を示しています。
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