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WEB情報theories

WEBに氾濫する情報を斜め読みしつつ、独自の持論を展開してきたいと思います。

Webブラウザの世界シェアランキング

ついにIEの終焉となりましたが、そんなブラウザの世界シェアで現在1位となっているのは、「Chrome」で、そのシェア率は64.95%(2022年5月末時点)なのだそうです。

そしてシェア2位となっているのは、アップルの「Safari」で19.01%と、1位のChromeのシェア率は異常なくらいですね。

とはいえ、2位の「Safari」もiPhone、iPadなどのApple製品だけでのシェアですから、こちらもかなり健闘している感じ。

ちなみにこの「Chrome」と「Safari」で全体の83.96%をマークしているのですから、もう圧倒的ですよね。

3位以下は「Edge」で3.99%、「Firefox」で3.26%となり、以降「Samsung Internet」の2.85%、「Opera」の2.11%となっており、6月16日にサポートが終了したIEのシェア率は0.64%だったのだとか。

1%にも満たない「IE」をよくもここまでサポートしてきたとほめるべきでしょうかね?

ちなみにこのブラウザランキング、日本国内だけに絞ると、Chromeが1位を守っていることには変わりありませんが、そのシェア率は50.21%となり、2位のSafariが27.11%とシェア率が高くなっているようで、これは日本国内におけるiPhoneの人気の高さが要因となっているのでしょうね。

3位以下は「Edge」12.9%、「Firefox」4.78%、「IE」1.53%となり、思った以上に「IE」のシェアが高い。

まぁ、これ、日本の企業がいまだにアホのように「IE」でなければアクセスできないということをやっているからでしょう。

本当に、日本はITに弱いですね・・・

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マルチCDNサービスを提供開始

Jストリームが、アメリアのネットワーク企業であるNS1社が提供するソリューションを用いて、複数のCDNサービスから最適なパフォーマンスを提供するCDNを自動選択し、快適な配信環境を提供する「マルチCDNサービス」の提供を開始。

マルチCDNサービス

今回登場したサービスは、複数のCDNサービスを利用することにより、各CDNサービスの状況をモニタリングし、最適なパフォーマンスを提供するCDNを自動に選択、視聴者にとって快適な配信環境の提供を実現するサービスで、大容量のデータ配信、高い稼働性がもとめられるWebサイトなどで常に最適な環境を提供してくれます。

マルチCDNサービスの導入メリットとしては、マルチCDNでは複数のCDNプロバイダを利用するので、あるCDNで問題が発生した場合には、すぐに稼働中の別のCDNにトラフィックを迂回させることができ、さらにCDNのパフォーマンスが一貫して低下している地域のCDNを迂回する、などマルチCDNは、1つのCDNよりも優れたパフォーマンスを提供することができます。

また、CDNが侵害されたり、DDoS 攻撃でダウンしたりすると、そのCDNに依存してコンテンツを配信している何千ものWebサイトが影響を受ける可能性があるのですが、複数のCDNプロバイダを利用することで、ひとつのCDNに依存するこのリスクを軽減することができます。

「PHP Everywhere」に緊急の脆弱性

WordPressで人気の高いプラグイン「PHP Everywhere」に複数の脆弱性が存在するのだそうです。

PHP Everywhere

PHP Everywhereは3万以上のWordPressサイトにインストールされている人気のプラグインで、対象の脆弱性を悪用すると、リモートからコード実行が可能となり、サイトを乗っ取られるということが指摘されてて、深刻度は緊急(Critical)で悪用も簡単であることから、迅速にアップデートを適用することが呼びかけられています。

WordPressのエディターではPHPを実行することはできないようになっているのですが、PHP Everywhereは、Wordpressの個別ページ(投稿・固定・カスタム投稿)で、一部を動的(php)に表示したいときに便利なプラグインで、PHPコードを埋め込むことが出来るわけですから、そりゃ人気になりますよね。

報告されている脆弱性は次の3つとなり、報告されているすべてのセキュリティ脆弱性の深刻度が緊急(Critical)であるうえ、きわめて悪用しやすいことからサイトの乗っ取りに利用される可能性が高いと危惧されている。該当するプラグインを使っている場合、ただちに内容を確認するとおもにアップグレードを適用することが推奨されています。

  • CVE - CVE-2022-24663: ショートコードによるリモートコード実行の脆弱性。深刻度は緊急(Critical)
  • CVE - CVE-2022-24664: メタボックスによるリモートコード実行の脆弱性。深刻度は緊急(Critical)
  • CVE - CVE-2022-24665: gutenbergブロックによるリモートコード実行の脆弱性。深刻度は緊急(Critical)

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